2015-01-01から1年間の記事一覧
よい本というのは読み進めるうちになにか新しい発見があるものだけど、本書には大きな発見が2つあった。 まず1つめは、本を読むのにも技術が必要だということ。このことこそが本書の存在意義なのだけど、僕はこれまで読書という行為を技術として考えたこと…
In the spring vacation, 1 went to Thailand with my friend. 春休みに、友人と一緒にタイに行きました。 一見するとなんの問題もないように思えるこの英文。 実はネイティブが読むと違和感をもってしまうような誤りがある。どこに誤りがあるのか分かるだ…
本書を読みかえして、デザインとは目的に合わせて設計することだということを改めて胸に刻んだ。小手先のテクニックではなく、実力をつけるために書かれた良書。
本書「知的複眼思考法」は”ものごとを自分の頭で考える”ための手引きだ。 ひとつの問題を多面的に捉え、常識にとらわれない柔軟な思考ができるよう書かれている。
この本を読んで文章の書き方が変わった。 具体的には以下のような手順で文章を書くようになった。 1 書きたいテーマを大まかに決める 2 思いつくことをメモとして書き出す 3 メモを取捨選択しながら順番を入れ替えたりして構成を決める。 4 文章がより伝わり…
音楽理論を基礎からきっちり学ぶのにおすすめしたいのはこの1冊。 大きな特徴は次の3つ。 ・コードの仕組みをわかりやすく丁寧に解説。それでいて、内容的には高度なレベルまでしっかりカバー。 ・本の内容をDVDにオーディオレッスンとして収録。聴いて感覚…
作曲の教本は無数に溢れているけれど、その中でも本書はダントツ。 なにがダントツなのか? それは”ゆるさ”において。 本書の特徴を一言で表せば、とにかく”ゆるい”。 多くの音楽理論書が音程やスケールなどについて長々と解説してからようやく和音について…
日々、身につける、服、アンダーウェア、アクセサリー。 それらのうち、いくつかはお気に入りで、いくつかはどこで買ったのかも思い出せない。 「ファッションにはその人となりが表れる」とはよくいわれることだけど、クローゼットを開けて眺めてみてもそこ…
現代美術にはルールがあるということを以前の記事で書いた。 アートにはルールがある「芸術闘争論」 - 読書ログ。 - アート/音楽/英語学習をメインに そのルールを一言で表すなら、美術史的な文脈をもちながら時代を表現すことだと言えるだろう。 現代美術と…
本書で語られるのは「箱」についての話だ。 この箱は一般には自己欺瞞と呼ばれている。 不安、恐怖、悲しみ、怒りなどの感情に流されているとき、人はありのままの現実を受け入れることができなくなってしまう。だけど、自分自身でそのことに気づくことは難…
英文法はルールの1つ1つはそれほど難しいものには感じられない。 学習中もその場では理解できる。 それなのに、振り返ってみると覚えたはずの文法が頭の中では整理できていないことに気づく。 英文を読むときも意味が取れなかったり、曖昧な訳し方になったり…
英語学習を趣味程度につづけている。期間にして半年くらいになるだろうか。 英語学習は過去にも何度かトライしたことがあったのだけど、いずれも長くはつづかず挫折してしまった。それが今回は継続して学習できているし、その成果も感じている。 その要因の…
「現代美術は難しくてよくわからない。」 そんな声をよく聞く。 僕もその一人だった。 どんな分野にも、業界の仕組みと言うものが存在するし、多くの場合はなんとなくでもその構造を推測してみることもできる。 例えば漫画なら漫画家は出版社へ所属すること…
今週のお題「一番古い記憶」 子供の頃から何度も繰り返しみてきた夢がある。 茶色くドロドロとした壁がローラーのように全身を挟んでいる。 僕は息苦しさと押しつぶされるのではないかという恐怖感でいっぱいになる。 それでも壁は容赦なく僕の身体を圧迫し…