目がさめるほどに刺激的な1冊「寝ながら学べる構造主義」
レヴィ=ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、ラカンは「大人になれよ」と言っており、フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした。
(引用:「寝ながら学べる構造主義」あとがき)
この本は2つの意味で衝撃的だった。
1つ目はわかりやすさ。
現代思想についての知識をほとんどもっていない僕が読んでも内容がスラスラと頭に入ってくる。
平易な文章、具体的なたとえ話。
予備知識のない相手に話を伝えようとするその誠実な姿勢に感動してしまう。
そして、2つ目は構造主義という思想の鮮やかさ。
天動説から地動説へ切り替わるようなダイナミズムで自分と社会に対する視点が切り替わる。
この世界に対する認識の変化は映画「マトリックス」の主人公になったような体験だった。
まだ乾燥で消耗してるの?僕が使ってるおすすめ加湿器についてまとめてみた
僕は冬という季節が苦手だ。
夏の解放感とは逆に季節に閉ざされてしまいそうで。
厳しい寒さ、急ぎ足で沈んでいく太陽、そして呼吸するごとに身体の水分が失われていくようなあの乾燥。
砂漠をさまよう旅人の気持ちになってしまう。
しかし、そこに突如としてオアシスが現れる。
それはこの季節を越えるための必需品、加湿器。
加湿器を購入するときにいろいろ調べたり失敗したりしたのでまとめてみたよ。
続きを読む【追記あり】Mac Pro( Eary2008)の壊れたグラフィックボードをWin用NVIDIA GeForce GTX 750 Tiへ交換アップグレードさせた話
旧Mac Proは埃に弱い
僕が愛用しているパソコンはAppleのMac Proだ。
2008年に発売されたモデルなのでMac Pro( Eary2008)と呼ばれている。
見た目は大きな図体で質実剛健といった感じなのだけど、その割に繊細なところがあって埃に弱かったりする。
掃除メンテナンスを怠ると筐体内のファンによって集められた埃が綿のように積もり不調の原因となる。
以前、それが原因でグラフィックボードが壊れてしまったことがあった。
ある日突然、画面が灰色に覆われて動かなくなったのだ。
それまで見たこともないようなその光景に僕はコンビニの帰り道で突然ジャングルに迷い込んだような不安な気持ちになった。
こういう時の嫌な予感は的中するもので、案の定、再起動を試みても沈黙から戻ってくることはなかった。
この時の修理代、約6万円。泣いた。
旧Mac Proは埃に弱い。
そして、人は突然の出費に弱い。